新地中華街のほかにも、長崎と中国との関係を示すものがいっぱい。中国との歴史を見て歩こう。

ながさきしきゅうほんこんしゃんはいぎんこうながさきしてんきねんかん長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館
(国指定重要文化財)
1904年に竣工したこの建物は、明治から昭和初期の建築界の異才・下田菊太郎が設計した現存する唯一の遺構で、ギリシア古典建築様式のコリント式を用いた長崎市内の石造り洋館として最大級のもの。現在、各種展示のほか「長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム」が併設されている。
詳細情報
住所 | 〒850-0921 長崎県長崎市松が枝町4-27 |
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電話番号 | 095-827-8746 |

こうしびょう・ちゅうごくれきだいはくぶつかん孔子廟・中国歴代博物館
中国では学問の神様として知られる孔子が祀ってあるので、合格祈願に行ってみては?
また、奥にある中国歴代博物館には中国五千年の歴史をたどれる中国の国宝展示物も。
詳細情報
住所 | 〒850-0918 長崎県長崎市大浦町10-36 |
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電話番号 | 095-824-4022 |

とうじんやしきあと唐人屋敷跡
長崎の下町という感じの賑わう市場にとけこむように、往時の面影がまだ残る中国のお堂が4つ。ベンガラ色の壁、丸窓には変わったデザインの格子、中国らしい門構えが醸し出す独特の雰囲気を味わって。
詳細情報
住所 | 〒850-0906 長崎県長崎市館内町 |
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電話番号 | 095-829-1193(長崎市文化財課) |

ながさきしんちちゅうかがい長崎新地中華街
今の中国がここにある。華やかな4つの中華門に囲まれたエリアにはおいしい中華料理店や、中国雑貨のお店がぎっしり。毎年旧正月に行われる長崎ランタンフェスティバルの際はここを中心に盛り上がる。
詳細情報
住所 | 〒850-0842 長崎県長崎市新地町 |
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めがねばし眼鏡橋(国指定重要文化財)
1634年に日本最古の唐寺である興福寺の2代住職唐僧・黙子如定(もくすにょじょう)が架設した日本最初の唐風石橋。
長崎開港から出島が置かれた鎖国時代、貿易のための水運利用によって町の中心となっていた中島川周辺も、現在は公園として整備され、市民の憩いの空間となっている。
詳細情報
住所 | 長崎県長崎市魚の町・栄町と諏訪町・古川町の間 |
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電話番号 | 095-829-1193(長崎市文化財課) |

こうふくじ興福寺(国指定重要文化財)
1620年に創建、日本最古の黄檗(おうばく)宗寺院。インゲン豆の隠元和尚の唐寺としても知られている。県指定有形文化財の山門をはじめ、たたずまいが美しい。時折コンサートなどにも活用される。
詳細情報
住所 | 〒850-0872 長崎県長崎市寺町64 |
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電話番号 | 095-822-1076 |

そうふくじ崇福寺(国宝)
こちらも唐寺のひとつ。楼門が竜宮城を彷彿とさせる。国宝や重要文化財などが多数あり見逃せない。
詳細情報
住所 | 〒850-0831 長崎県長崎市鍛冶屋町7-5 |
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電話番号 | 095-823-2645 |

